解決!スマホでの動画撮影時に録音の質を保証する方法


 先日、SMOOTH4(ジンバル)の移動低速度撮影の記事で、SMOOTH4を紹介しました。
 私がジンバルを購入したのは、手振れのない動画を撮りたかったからなのですが、撮影しているとよくが出てきます。
 広報用の動画のために、インタビューを撮影しましたが、画像の質はよいのですが、音声がからっきしダメでした。録音状態が悪いと、動画を最後まで見ようと思わないという記事も散見されます。
 そこで、ジンバルに装着できるマイクと接続器具、ついでにライトも購入したので紹介します。ハイスペックのマイクではないので課題はありますが、音質は相当良くなりました。
 

購入した備品

ジンバルは機能性が重視される。ゆえに、しっかり装着されていない機器は使い物にならない。そのため、ジンバルに対応・適合する備品をそろえた。
 ①ZHIYUN SMOOTH 4
 ②Ulanzi VM-Q1 ビデオマイク
 ③Ulanzi 49LEDビデオライト 2000mAh USB充電式
 ④Ulanzi PT-3 三つシューブラケット
 ⑤iPhone イヤホン 変換 二股(ASIN:B0888FTZSS)


 本体のジンバル、マイクとライトの取り付けのためのブラケット(上記④)を装着。
 ブラケットにビデオマイク(上記②)とビデオライト(上記③)を取り付ける。
 ビデオマイクは、オーディオケーブルで出力されるが、iPhone8にはイヤホンジャックはないため、iPhone8に付属のライトニング変換ケーブル(純正)を使ってジャックを取り付ける。ただ、付属のものでできなくもないが、ジンバルと干渉するので、上記⑤の変換二股のコネクタを購入し、iPhone8に付属のライトニング変換ケーブルを接続した。

装着した様子


 このような形で、ジンバルの本体と脚との間に、マイクとライトの取り付けのためのブラケットが入り、マイクとライトを取り付けることができる。ライトの電源はジンバルから供給できる。
 今回は、マイクとライト一つずつを装着しているが、まだブラケット受け(凹)が空いているので他の付属品をつけることが可能である。

使用感

1)音について

 録音の音質は、かなり向上した。インタビュー時の音も鮮明にとることができる。
 ただ高音域になると雑音が入るのは否めない。また録音した音声を大音量で聞くと若干の雑音が入っているのが気になる。
 ハイクオリティ―を望むなら、Youtuberの方が紹介しておられるような、RODE ロード VideoMic Proクラスを購入する方が良いだろう。

2)ライトについて

 今回装着したライトは相当明るく、被写体をきれいに移すのに役立つ。
 ただし、ジンバルへの装着はよく検討した方が良い。
 レンズとライトの位置が離れすぎているのが問題である。正面の被写体をとる場合は全く問題がないが、ジンバルを傾けて撮影することが多い方は、ライトの照射位置とレンズがとらえている被写体が一致しない(下図参照)。ジンバルで制御されたレンズは正面を撮り続ける一方でライトは下に向いてしまうからだ。



以上、参考になれば幸いです。
 
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