2か月ほどまえに、Amazonで「ZHIYUN SMOOTH4」を購入した。
この製品は、スマートホン用のジンバルである。私は、iPhoneをセットして使用している。先日まで、iPhone8をセットしていたが、今日はiPhoneSE2020を用いた。
ジンバルとは、スタビライザーといい、スマホやカメラをセットするとレンズを常に一定の位置に固定してくれるスティックのようなものだ。手振れすると、手振れとは反対にスマホやカメラが同じだけ動くのでレンズは一定なのである。本格的に映像をやっている方は、一眼レフのカメラをのせて使っておられる。
タイムラプスの実施
1)タイムラプスとは
長時間にわたる光景を通常の動画よりも1コマの撮影間隔を長くして、それをつなげて再生することで長い時間の動画を早送り映像のように見ることができる撮影方法である。今回の撮影では、定点固定をして、机上で作品を作っている教室の様子を、5分間撮影した光景が早送りされて20秒へ、10間撮影した光景が40秒で表現されるようにして撮影した。
2)アプリの使い方
iPhoneのカメラ機能でもタイムラプスをとることができる。今回は、SMOOTH4のアプリを使って撮影した。アプリをお持ちの方は以下を参考にしてほしい。
①定点を決め、ズームやフォーカスを調整する
②ジンバルの「メニューボタン」を押す
③画面にメニューが出てくるので「電話のカメラ」をタップする
④メニューを横にスクロールして「タイムラプス」をタップする
⑤好みの撮影時間にセットしてスタート
※定点撮影なので、ジンバルは三脚にたて、ひたすら撮影が終わるのをまつ。
時間がたてば自動で止まるようになっている。
3)感想(ジンバルの効果)
定点固定して、作品を作っている様子を撮影した。作品を作っている様子が早送り映像のようになった動画が完成。ただ、細かな作品であると手の細かな動きが連続して入り、まるでゲームのコントローラーを連射しているような光景になってしまう。定点固定したタイムラプスは、やはり空であったり、大きなものがゆっくり動き変化する様子を撮影するとよい動画になるように思った。
移動低速度撮影の実施
1)移動低速度撮影とは
モーションタイムラプスともいわれる。先ほど紹介したタイムラプスは、定点、撮影するエリアを固定したものだが、モーションタイムラプスは、ジンバルの首振り機能を使って約120度を10分間かけて首振りさせながら、カメラがみている点を移動させながらタイムラプス動画を撮影した。2)アプリの使い方
タイムラプス同様、SMOOTH4のアプリを使って撮影した。一定のエリアを長時間かけて一定のスピードで移動することで撮影できる動画なので、ジンバルがないと撮影は困難である。①定点を決め、ズームやフォーカスを調整する
②ジンバルの「メニューボタン」を押す
③画面にメニューが出てくるので「電話のカメラ」をタップする
④メニューを横にスクロールして「移動低速度撮影」をタップする
⑤好みの撮影時間にセットしてスタート
※定点撮影なので、ジンバルは三脚にたて、ひたすら撮影が終わるのをまつ。
時間がたてば自動で止まるようになっている。
3)感想(ジンバルの効果)
教室内で複数人が作品を作っている場面を撮影したところ、人の動きを活発にみることができ、教室内全体の動きが早送り画像として出来上がり、臨場感のある動画となった。大きな発見であった。ある一定の空間やエリアのパノラマ映像の動画を作りたいというときには有効な撮影方法であると思った。逆に雲の動きなどに焦点を当てたい場合は、定点を固定して撮影したほうが雲の動きに集中できる動画になると思う。
他社のジンバルとの比較
私は、今回、ZHIYUN社の商品を購入したが購入段階で、DJI社のジンバルと相当迷った。
値段もほぼ同じだし、いろんな方がレビューもしておりいい動画が撮れるようであった。ZHIYUN社のものにした決め手は、ジンバル自体に豊富にコントローヤーやボタンがつけられており、手元での操作が分かりやすそうであったからだ。しかし実際アプリを通して塩ゆすることが多いので、慣れればDJI社のジンバルも使いこなすことができただろうと思っている。
2020年8月にDJI社からOM4という製品が出た。この製品は、スマホの固定台とジンバルを磁石でつけるようになっており、取り外しがかなり短時間でできる。撮影をしていると電話がかかってきたりなどとっさにジンバルからスマホを外したくなるのだが、OM4なら安心である。
いずれにせよ、ジンバルがあると、ブレがなく、人の手だけではとることができないアクティブかつ美しい動画撮影ができ、動画の質が向上する。これからyoutube撮影をする人、お子さんの運動会や発表会をスマホで撮影している人、お持ちでなければジンバルをおすすめしたい。
ジンバルだからこそできる動画撮影を今後も楽しみ、追って報告したい。
コメント
コメントを投稿