なかなか進まないペーパレス化の実際
ペーパーレスが叫ばれて10年以上たっているかと思います。ペーパーレス化とは何もすべての紙を電子データにするということではなく、紙で保管しなければならないものはすぐに取り出せる状態に保管し、不必要な紙を取り除いていくことだと思います。そして、電子化して保管してもよいものは、電子化して、すぐに取り出せるようにしておくことで『効率化』が図れます。
ipadやsurfaceを購入して、今年こそはペーパレス化を図りたいという人は多く、私の職場にも結構います。しかし、結局、机の上に紙が山積みになってしまっている人が大多数のような気がします。今回は、ペーパーレス化の方法について書き留めておきます。
ペーパレス化できない理由
- 紙はすぐに読み書きできるため、電子化の習慣が身につかない
- 使い終わった紙を放置してしまうため、電子化にまとまった時間を要し断念する
- アプリを使わないので慣れない
ペーパレス化するためのおすすめアプリ
失敗続きでしたが、ペーパーレス化に私は成功しました。
ipadやapple pencilは購入しましたが、ほかに料金はかかっていません。
アプリは、純正の「メモ」を使用しています。
アプリを使ってipadでペーパレス化する方法
1)好きな場所にフォルダーを作り、新規メモを作成する
アプリを開きますと、左下隅にフォルダーを作成するアイコンがあります。アイコンを押すとiCloud上とディバイス上のどちらにフォルダーを作り、新規メモを作成するのかを選択できます。新規メモを作りたいときは、右上隅のアイコンを押せば可能です。
今回は、iCloud上に「Sample」というフォルダーを作っているところから解説します。
2)新規メモに名前をつける
下の左図では「Sam」までタイプしていますが、この場所にメモ帳のタイトルを入れます。ここに書いた一行目の文章が、この新規メモの名前になります。下の右図のように2行目以降はタイプするとテキストデータを残すことができます。
3)手書き入力も可能
右上の右から3つ目の鉛筆マークのアイコンを押すとApple pencilを使って手書き可能です。4)紙データの取り込み方法
アプリ内の撮影機能を使って画像データとして保管が可能です。特に撮影したものについては、どの範囲を残すのかを手軽に選択できるところが重宝します
撮影するターゲットを選び、右端の撮影のアイコンを押します
残したい画像の範囲に白丸の四隅を合わせ決定。右下の「スキャンを保持」のボタンを押します
いかがでしたでしょうか。私はこの機能を使って、電子化してもよい紙は片っ端から「メモ」に取り込んでいます。おかげさまで、机周りはすっきり、出したいときに出したい資料にたどり着ける確率がグーンと上がりました。
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